「はやぶさ2〜奇跡の帰還〜」
人類未踏の小惑星「リュウグウ」を探査していたはやぶさ2が,ついに地球にかえってきました.6年間,52億キロメートルの宇宙飛行のすえ,「リュウグウ」の星のかけらを持ち帰ることに成功しました.そして昨年12月6日,はやぶさ2の地球帰還カプセルがオーストラリアの夜空に大気圏突入の美しい光跡を描いたのです.誰も訪れたことのない「リュウグウ」の探検は,意外な発見と困難の連続でした.トークショーでは,そのようなはやぶさ2の旅の物語と,宇宙船をつくって飛ばすお仕事について、はやぶさ2の津田雄一プロジェクトマネージャーがお話ししてくださいます.
⭐︎主催:一般社団法人 Educate Movement Institute
後援:相模原市教育委員会
⭐︎日時:2021年2月28日(日)18時〜19時15分
⭐︎配信方式:ZOOM ウェビナー(皆様のお顔は映りません)
⭐︎参加料:550円(税込)
参加料は津田さんへの御礼と公益財団法人どうぶつ基金へ寄付されます。
⭐︎対象者:子どもたち(大人もご参加できます)
※質問タイム有り!
津田雄一さんプロフィール:
宇宙航空研究開発機構(JAXA)はやぶさ2プロジェクトマネージャー
2003年東京大学大学院修了.博士(工学).
2003年JAXA宇宙科学研究所助教.
2008-2009年,ミシガン大学およびコロラド大学ボルダー校客員研究員.
2015年JAXA宇宙科学研究所准教授.
2020年同教授.
いまや世界中で作られている「キューブサット」と呼ばれる10cmサイズの超小型衛星を世界で初めて開発,
はやぶさなどを打ち上げた「M-Vロケット」の開発,
小惑星探査機「はやぶさ」の運用などに従事.
また,ソーラーセイル宇宙船「イカロス」のサブチームリーダーとして,世界初のソーラーセイル技術の実現へと導いた.
小惑星探査機「はやぶさ2」の開発にあたっては,プロジェクトエンジニアとして技術開発を指揮.
2015年より,はやぶさ2のプロジェクトマネージャーとして,小惑星のサンプル採取と地球帰還を成功させた.
近著に「はやぶさ2 最強ミッションの真実」(NHK出版).