Spine Reconditioning Specialist (SRS) 脊柱機能改善士とは

Spine Reconditioning Specialist (SRS) 脊柱機能改善士とは、

脊柱の構造と機能を正しく理解し、脊柱モビリティを高めることで、腰痛・肩こり・首の痛みといった症状の背景にある「身体機能低下」へアプローチできる指導者を育成するための認定資格制度です。

・脊柱の構造・機能・加齢変化
・腰痛・肩こり・頚部痛が生じるメカニズム
・徒手ではなく、エクササイズによって脊柱機能を再構築する考え方と方法

これらについて医学的根拠に基づいて学び、「なぜそのエクササイズが必要なのか」「なぜ症状が変化するのか」 を説明できる指導者を目指します。

本プログラムのコンセプト

 “腰痛”や“肩こり”は“病気”ではなく、脊柱の機能低下によって筋肉や関節に加わる負担が増えることによって生じる“症状”です。しかしこの機能低下をほっておくと、脊柱に加わる負荷の蓄積によって軟骨は変性し関節は変形して椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄に進行してしまいます。また加齢に伴って二足歩行に必要な脊柱機能が保てなくなると、寝たきりになるリスクも高まります。このように“腰痛”や“肩こり”は身体機能低下を知らせてくれる警報とも言えますので、これらの症状が出た時には身体機能の改善が必要です。

 ヨガやピラティスは“腰痛”や“肩こり”の改善に有効なエクササイズであることは周知のことですが、どのようなメカニズムで改善しているのかを正確に理解している方は少ないのではないでしょうか。

 本プログラムで脊柱の構造やその機能と老化の過程を知り、どのような機序で“腰痛”や“肩こり”が改善されていくのかを理解することで、これまで以上に最適なエクササイズを提供することができるようになることが期待されます。超高齢社会の本邦にとって重要な課題である健康寿命延伸のために必要な知識と技術を本プログラムで身につけて下さい。

脊柱機能改善を専門とするエキスパート講師陣

※名前をクリックしますとプロフィール詳細がご覧いただけます。

金岡恒治医師
早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授
一般社団法人 日本身体機能研究会 代表理事

本橋恵美
一般社団法人 Educate Movement Institute 代表理事

Spine Reconditioning Specialist (SRS) 脊柱機能改善士セミナーの特徴

1) 専門医による運動器障害の解説と腰痛・頚部痛の病態解説

2) 病態別のエクササイズの解説と実践

3) 理論と実践を体系的に学べる、全9回の講義

4) 完全オンライン対応/全講義アーカイブ配信あり

講座内容

  • 腰痛運動療法基礎理論 (12時間)

  • 運動器概論 (3時間)

  • 頚部痛運動療法基礎理論 (3時間)

  • コンディショニング科学(1時間)

  • 実技(8時間)

講座概要

講義形式・受講方法

  • 全9回講座/総時間数:27時間
    ※ 保有資格により、一部講義が免除となります。詳細は「料金」欄にてご確認ください。
  • ライブ配信(Zoom ミーティング)
    ※ ビデオのオン・オフは任意です。
    ※ 途中入退室も可能です。
    ※ 全てアーカイブ視聴も可能です。
  • 各回の講義後に、リアルタイム参加者を対象とした質疑応答の時間あり
  • 全講義アーカイブ配信あり(アーカイブ視聴期間2026年10月末日)
  • 更新制度:なし
  • 認定試験:なし

配布資料

  • 配布資料あり(データ)

修了証・認定について

本講座を修了された方には、以下2つの資格名が記載された電子修了証を授与します。

・Spine Reconditioning Specialist(SRS)脊柱機能改善士
・腰痛運動療法指導士
※ すでに「腰痛運動療法指導士」の資格をお持ちの方には、新規での発行は行いません。

認定団体

一般社団法人 日本身体機能研究会
 代表理事 金岡 恒治
一般社団法人 Educate Movement Institute
 代表理事 本橋 恵美

各講義テーマ / ライブ配信スケジュール

運動器概論(金岡恒治)

2026年4月22日(水)18:00~21:00

運動器とは骨・軟骨・靭帯・腱・関節・神経系から構成される器官で体を動かす重要な機能を担っています。

運動器の不調によって生じる症状は様々で、加齢によって関節の軟骨がなくなり骨が変形して生活に支障が出るようなら整形外科医によって手術治療が行われることがあります。しかしそのような状態(病態)は最終段階であり、そこに至るまでの過程において関節や筋肉からくる痛みが出てきます。このような痛みが出る機序(メカニズム)を理解して、最終段階に進まないように身体の機能を高めて予防することが重要ですが、あまりその方法は社会に普及しているとは言えません。

この講義では、運動器の中でも体を支えるために重要な脊柱について、その構造と機能に関する情報を収集し、その機能低下によって生じる関節や筋肉への負荷がますメカニズムを知り、関節や骨が変形していく過程について理解していただきます。

このような知識や情報を理解することで腰痛・頚部痛に関する各論の講義内容が正確に吸収されていくと思います。

腰痛運動療法基礎理論①(金岡恒治)

2026年5月6日(水)18:00~21:00

この講義は本来は理学療法士や柔道整復師などの医療資格を持っている方向けに行われてきましたが、運動器概論の内容を理解した上で本講義を受講することで医療資格を持たない方も腰痛の発症メカニズムとその予防方法が理解できるように解説します。

腰痛の原因は様々ですが、X線・CT・MRIなどの画像検査によって原因が特定される器質的腰痛(見える腰痛)と、画像に映らない機能的腰痛(見えない腰痛)に分けれられ、本講義では以下の4つに分けて腰痛病態を解説します。

1:機能的腰痛(見えない腰痛):椎間板、椎間関節に負荷が加わることで発症する腰痛について解説します。

腰痛運動療法基礎理論②(金岡恒治)

2026年6月17日(水)18:00~21:00

2:器質的腰痛(見える腰痛):椎間板・椎間関節に負荷が加わり続けた結果としての椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症や腰椎分離症などの腰椎疾患について解説します。

腰痛運動療法基礎理論③(金岡恒治)

2026年7月15日(水)18:00~21:00

3:筋筋膜性腰痛:脊柱のアウターマッスルに生じた過活動によって生じる筋肉・筋膜由来の腰痛について解説します。

腰痛運動療法基礎理論④(金岡恒治)

2026年8月12日(水)18:00~21:00

4:仙腸関節性腰痛:骨盤不安定性によって生じる症候について解説し、その対処方法について解説します。

頚部痛運動療法基礎理論(金岡恒治)

2026年9月9日(水)18:00~21:00

頚椎は重たい頭部を支えて、目を対象物に正確に向かわせる精密な運動を行う機能を持ちつつ、脊髄を保護する重要な役割を持っています。頭部を支えるための構造としては、頚椎(骨)、椎間板(軟骨)、椎間関節(関節)が担っており(構造的安定機構)、その頚椎のバランスを保ちつつ頭部を保持するためには頚椎周囲の筋肉の協調的な働きによって安定性が保たれています(機能的安定機構)。

もしこの機能的安定機能が低下すると、頚椎の正しい配列(アライメント)は保たれずに、頭が前に出た亀首の姿勢となり、これをX線で撮影すると頚椎弯曲が減少したストレートネックを呈し、さらにはアウターマッスルへの負荷による肩こりや、椎間関節への負荷による頚部痛を引き起こします。

さらに負荷の継続することによって、椎間板は変性し椎間板ヘルニアや膨隆を引き起こし、椎間関節の変形も相まって脊柱管が狭窄してしまうと神経組織が圧迫され頚椎症性神経根症や頚椎症性脊髄症と呼ばれる神経障害が発症し手術加療を必要とすることもあります。

頚椎の機能的安定性を高めることがこれらの病態進行を食い止めるために重要ですので、その正しい機能改善方法を学んで脊柱が生涯健康に保たれるような手助けができるようになって下さい。

コンディショニング科学(本橋恵美) 

2026年6月24日(水)18:00~19:00

・コンディショニングの定義と位置づけ
・脊柱機能とコンディショニング
・脊柱の構造的特性(可動性と安定性)
・モビリティとスタビリティ
・脊柱安定化メカニズム
・運動制御と神経系の関与
・呼吸機能と体幹制御
・機能連鎖と全身評価の視点
・局所評価とグローバル評価
・痛みとコンディショニング
・慢性疼痛における運動の役割
・運動によるコンディショニング手法
・安全管理とリスクマネジメント
・負荷設定と進行基準
・脊柱コンディショニングの臨床・現場応用

実技①②③(本橋恵美)

2026年6月24日(水)19:00~21:00

2026年7月22日(水)18:00~21:00

2026年8月19日(水)18:00~21:00

基本エクササイズ
・頸長筋エクササイズ
・菱形筋エクササイズ
・腹横筋エクササイズ
・脊柱・骨盤の分節運動(アーティキュレーション)
・脊柱と四肢の協調運動(インテグレーション)

病態別アプローチ
・椎間板障害(頸部・腰部)
・筋筋膜性障害(頸部・腰部)
・仙腸関節障害

評価・アセスメント実技
・姿勢評価
・可動域チェック
・動作分析

指導実践スキル
・キューイング技術
・修正方法
・プログレッション設定

都合により日程が変更になることがございます。ご了承ください。

料金

・受講料
154,000円(税込)

・日本身体機能研究会認定「腰痛運動療法指導士」の方
132,000円(税込)

日本身体機能研究会認定「腰痛運動療法指導士」の方は、腰痛運動療法基礎理論(12時間/3時間×4日間)が既修得扱い(修了要件から免除)となります。
※ 免除対象の講義についても、ライブ配信・アーカイブ視聴ともに可能です。

①銀行振込

※1回払いのみとなります。
※お振込み手数料は受講者様のご負担となります。ご了承ください。

②クレジット決済

※1回払いのみとなります。

よくあるご質問(FAQ)

Q. リアルタイムで参加できないのですが、すべてアーカイブ受講でも資格取得は可能ですか?

A. はい、可能です。

お仕事の都合などによりリアルタイム参加が難しい場合でも、アーカイブを活用して学習を進めていただけますのでご安心ください。

Q. 本資格はピラティス・ヨガインストラクター向けですか?医療従事者にも有益でしょうか?

A. ピラティス・ヨガインストラクターなどの民間トレーナー向けに限定した資格ではございません。理学療法士をはじめ、整形外科クリニック等で臨床に携わる医療従事者の方にも、十分に有益な内容となっております。

具体的には、
・腰痛を中心とした脊柱機能障害を「評価 → 解釈 → 運動介入」まで一貫して整理する思考枠組み
・徒手療法に依存しすぎない、安全で再現性の高い運動アプローチ
・患者様に“なぜこの運動が必要なのか”を説明できる理論背景
を重視しており、整形外科クリニックでの運動指導や自主トレ指導の質を高めたい理学療法士の方からも多くお申込みいただいております。

Q. 腰痛運動療法指導士で学べるものと、ほとんど同じ内容でしょうか?

A. 腰痛に関する基本的な考え方や理論の軸は、腰痛運動療法指導士の講座と共通する部分が多くあります。
そのうえで、脊柱機能改善士の講座では「運動器概論」をあわせて学ぶ構成になっています。

具体的には、
・腰痛をどのような運動器の問題として整理するのか
・脊柱全体の機能や運動連鎖の中で、腰痛をどう位置づけるのか
・評価や運動選択の背景を、より論理的に説明できるようになる
といった点が、より体系的に理解できる内容になっています。

内容が簡易的になるということはなく、腰痛運動療法の知識を、より「使える形」に整理し直した講座という位置づけです。

お申し込み締切

2026年9月末日 ※すべてのアーカイブ配信の視聴期限は、2026年10月末日まで

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